間違いのない資金計画を立てられるように基礎知識をおさえよう

自分の貯金で注文住宅の費用をすべて用意できればいいですが、ほとんどの方は所持金で足りない額を補うのに住宅ローンを組んで支払いをしていくでしょう。しかし、数千万円という年収よりも何倍もする多額のローンを支払いしていくのですから、注文住宅の購入に期待感はいっぱいあっても不安になることもありますよね。これからは、ゆとりのある返済ができるように、資金プランを入念に立てておくことが大切です。住宅ローンには公的機関や民間機関など、借りる場所やローンの種類も違います。借りる年齢によっても適したローンのタイプは異なります。ベストな借り方が見つかるように、住宅ローンの基礎知識はしっかり身につけてプランを練っていきましょう。

家族構成や年齢に合わせた資金計画を

世の中には様々な住宅ローンの商品があります。比較してもどの商品を選んで計画をすすめていけばいいのかと悩みますよね。住宅ローンの資金計画を立てるときは、子どもの有無などの家族構成から、年齢やライフスタイルなどを踏まえてよく考えていきましょう。例えば、現在子育て中であれば、生活費や教育費がかかるため、返済負担を抑えられるフラット35や固定金利の長期ローンが向いています。定年前後を目処に完済できるように計画を立てるとよいです。子育てが終わった家庭であれば、変動金利のローンがおすすめです。収入があるうちにどんどん繰り上げ返済をして利息を減らしていきます。そして、できるだけ短期で完済するように計画を立てていきましょう。